こんな症状の時に…|うつ病・適応障害・パニック障害|精神科・心療内科 とくしげ村上メンタルクリニック

052-877-9700|受付時間:9:00~13:00、15:00~19:00(休診:水曜、土曜午後、日曜、祝日)

当院は、精神科・心療内科のクリニックです。こころの病気を診断・治療する精神科と、ストレスからくる身体の症状を診断・治療する心療内科です。

  • 気分の悩み…うつ病など
  • 不安に関する悩み…パニック障害など
  • 心の傷に由来する悩み…適応障害など

これらの病気を中心に、治療を行っています。

言葉の響きで敷居の高さを感じてしまったりすることがありますが、身体の調子が悪い時に近所の内科にかかるように、こころの調子が悪い時には、気軽に当院にお越しいただければ…と思います。

治療について

 

うつ病

症状について

うつ病は、ストレスの多い現代社会では、誰がなってもおかしくない病気です。

うつは、こころの調子だけが悪くなると思われがちですが、実は「こころ」と「身体」の両方の調子が悪くなります。ただ、人によってこころの不調が中心になることもありますし、身体の不調が中心となることもあります。

症状は、こころの症状として、「意欲がわかない」「ゆううつ」「集中力がない」「物忘れ」「不安」などの他に、身体の症状として、「頭が重い」「肩が凝る」「下痢・便秘」「食欲がない(食べ過ぎてしまう)」「不眠(眠い状態が続くこともあります)」「力が入らない」「手足のしびれ」「のどの違和感」などがあらわれることもあります。
これまで、まじめに頑張ってきた人がかかりやすいといわれています。

パニック障害

症状について

予期しないことが起こるとパニックになるのは、誰にもあります。しかし、「人混み」や「狭い所」、「電車の中・エレベーター」などでパニックが起こったらパニック障害が考えられます。症状は、「胸が苦しい(激しい動悸や過呼吸)」、「息ができなくなる(窒息感)」、「冷汗がでる」、「めまい」、「ふわふわする」などの症状です。また、強い不安感が起こり「死んでしまうのではないか」という恐怖を感じて、救急車を呼ぶこともあります。また、症状が出ていないときでも、出たらどうしようと思う(予期不安)がみられます。

また、パニック発作以外のも、空間恐怖といい「逃げ場がない」ときに発作の症状がでます。

とても辛い症状で発作を恐れるあまり日常生活が大きく制約されるようになります。

適応障害

症状について

適応障害では、気分の落ち込み、不安、イライラ、不眠などの精神症状や、頭痛、腰痛、倦怠感、吐き気、下痢、便秘、めまい、動悸などの原因不明の身体症状がみられます。このような心身の不調により、欠勤や遅刻が多くなる、仕事の能率が低下する、登校できなくなる、家事・育児ができなくなる、外出や人づきあいが難しくなるなど、仕事、学業、私生活において困りごとが生じます。

職場、学校、家庭、恋愛、人間関係などにおいて、ストレスを強く感じ、自分では対処しきれなくなると、心身の不調がみられるようになります。真面目・几帳面・完全主義的な性格のいわゆる「仕事人間」と呼ばれる方も多くみられますが、社会人になって間もない若年の方、生活環境が急変した方、生活リズムが不規則になりがちな方、チーム作業が苦手な方、特定の人間関係に悩まされる状況が続いている方など、さまざまな場合があります。

自律神経失調症

症状について

自律神経失調症では、不眠、頭痛、微熱、耳鳴り、動悸、腰痛、腹痛、下痢便秘、疲労感、むくみなど様々な身体症状があらわれます。また症状が出たり消えたりする場合もあります。

内科などさまざまな診療科で検査を受けても、治療を要するような異常は認められません。そして原因不明のまま症状に悩まされることがあります。

一般的に自律神経失調症では、気分の落ち込み、不安、イライラといった精神症状はあまりみられません。

社会不安障害(あがり症、赤面症、多汗症)

症状について

人前で緊張し、苦しくなる症状です。

社会不安障害は、10人に1~2人がかかるといわれるほどポピュラーな病気です。あがり症、赤面症(赤面恐怖症)、多汗症、視線恐怖症、体臭恐怖症、スピーチ恐怖症、会議恐怖症、雑談恐怖症などがあります。

社会生活に支障をきたしたり、必要な人間関係の構築が十分にできなくなったりします。ただ、ご本人は「おかしな人と思われたくない」「弱みを見せたくない」「性格が弱いせいだ、自分でなんとかしなければ」と医療や薬を避ける傾向がみられます。

他人の存在を過剰に意識する、他人の存在に緊張感や苦痛を感じる、職場や学校で自分以外の人は皆仲がよさそうに見え孤立したように感じる、他人とのつきあい方やコミュニケーションの方法がわからない、という症状がみられます。また、会議や披露宴などでスピーチをする際など特定の場面において、頭が真っ白になる、声が出ない、声が震える、などの症状がみられます。

不眠症

症状について

不眠症には、「寝付きが悪い(入眠障害)」、「寝た気がしない(熟眠障害)」、「朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)」、「ちょくちょく目が覚める(中途覚醒)」などがあります。
満足に眠れない日が続くと「体がだるい」「日中に居眠りをしてしまう」など、日常生活にも支障が出てきます。

客観的に何時間寝ていても、本人が安眠・快眠できていないと思う状態が続く場合は、不眠症と診断する場合が多いです。

統合失調症

症状について

症度と症状のタイプは、人によって異なりますが、多くの場合、物事を考えていく道筋がまとまらない、実際には見えないものが見える、聞こえないことが聞こえる(幻覚・幻聴)、自分の感覚や考えが頭の中できちんと理解できないなどの症状が現われます。

そのため、「人とのコミュニケーションが上手くとれない」「とにかくイライラする」「まわりからの刺激を感じやすくなる」といった状況に陥りやすくなり、疲労度が増し、さらには物事に対して無関心になったり、あらゆることに対して意欲がわかなくなってしまいます。

強迫性障害(強いこだわり)

症状について

トイレから出た後何回も手を洗う、ドアの力ギをかけたかどうか、火事が起こらないか何回も確認する、「泥棒に入られたらどうしよう…」と繰り返し繰り返し考えてしまう…。

もともと、安全を確保するために誰でも行う行為ではあるのですが、何回も、何十回も確認しないと気がすまない状態になると、普段の生活に支障が出てきます。

本人は、「そこまで心配しなくても大丈夫なはずだ…と思っていながらも、つい行動してしまう」症状が特徴的です。 自分でも不合理だと思いながら何回も繰り返すので、本人にとっては大変つらい病気です。

認知症・物忘れ

症状について

「物忘れがひどくなる」「ささいなミスが増えてきた」「時間や場所がわからない」「性格が変わった」など、ちょっとおかしいな?と周りの人が気づくことが、認知症の治療で大切なことです。

認知症にはアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症などいくつかのタイプがあります。

きちんと原因を判断し治療すれば、治ったり症状が軽くなったりすることがあります。

大人(成人)の発達障害

症状について

発達障害とは自閉症・LD(学習障害)・ADHD(注意欠陥・多動性障害)・アスペルガー症候群など様々な種類があります。いずれも、人間関係・コミュニケーションでのトラブルや社会生活に支障をきたしやすい傾向がます。

一般的には発達障害は子供の病気とされますが、実際には大人の発達障害(成人発達障害)もあります。
大人の場合、アスペルガー症候群やADHD(注意欠陥・多動性障害)が多いのが特徴です。

現在のところ根本的に治すことはできません。お薬や生活環境などを使いながら、生活上の不適応を軽減する方法を探っていくことになります。

当院で治療可能な、発達障害の主な症状
  • 注意力散漫で、じっとしていられない「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」
  • 知能に問題はないが、対人関係が苦手な「アスペルガー症候群」

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とくしげ村上メンタルクリニック

名古屋市緑区鶴が沢1丁目2304(スギ薬局 徳重店 横)
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