診療案内
こころの病気

当院は、精神科・心療内科のクリニックです。こころの病気を診断・治療する精神科と、ストレスからくる身体の症状を診断・治療する心療内科です。
- 気分の悩み…うつ病など
- 不安に関する悩み…パニック障害など
- 心の傷に由来する悩み…適応障害など
これらの病気を中心に、治療を行っています。
身体の調子が悪い時に近所の内科にかかるように、こころの調子が悪い時には、気軽に当院にお越しください。
うつ病
- 気分が落ち込み、何をしても楽しめない
- 疲れやすく、やる気が出ない
- 眠れない、または眠りすぎてしまう
- 食欲がない、または食べ過ぎてしまう
- 自分を責めてしまう、死にたいと思うことがある
症状について

うつ病は、ストレスの多い現代社会では誰がなってもおかしくない病気です。
これまでまじめに頑張ってきた人がかかりやすいといわれています。
うつは「こころ」だけでなく「身体」の調子も悪くなります。
ただし、人によってこころの不調が中心になることもあれば、身体の不調が中心となることもあります。
主な症状
- こころの症状
- 意欲がわかない、憂うつ、集中力がない、物忘れ、不安、自責感など
- 身体の症状
- 頭が重い、肩こり、下痢・便秘、食欲の変化、不眠・過眠、力が入らない、手足のしびれ、のどの違和感など
パニック障害
- 電車やバス、人混みで突然動悸や息苦しさを感じる
- 「このまま死んでしまうのでは」という恐怖を感じたことがある
- また発作が起きるのではないかと不安(予期不安)
- 特定の場所や状況を避けるようになった
症状について

予期しないパニックが起こるのは誰にでもありますが、「人混み」「狭い所」「電車の中・エレベーター」などで繰り返しパニックが起こる場合は、パニック障害が考えられます。
主な症状
- 胸が苦しい(激しい動悸や過呼吸)
- 息ができなくなる(窒息感)
- 冷や汗
- めまい
- ふわふわする
- 強い不安感
- 死んでしまうのではないかという恐怖
症状が出ていない時でも「また出たらどうしよう」という予期不安がみられ、日常生活が大きく制約されるようになります。
適応障害
- 職場や学校の特定の状況でストレスを感じる
- 人間関係がうまくいかず、心身の不調がある
- 環境の変化についていけず、つらい
- 欠勤や遅刻が増えた、外出が難しくなった
症状について
適応障害では、気分の落ち込み、不安、イライラ、不眠などの精神症状や、頭痛、腰痛、倦怠感、吐き気、下痢、便秘、めまい、動悸などの原因不明の身体症状がみられます。
これらの心身の不調により、欠勤や遅刻が増える、仕事の能率が低下する、登校できなくなる、家事・育児ができなくなる、外出や人づきあいが難しくなるなど、生活に支障が生じます。
職場、学校、家庭、恋愛、人間関係などでストレスを強く感じ、自分では対処しきれなくなると、心身の不調がみられるようになります。まじめ・几帳面・完璧主義的な性格の方に多くみられますが、生活環境が急変した方、生活リズムが不規則な方、チーム作業が苦手な方など、さまざまなケースがあります。
自律神経失調症
- 内科で検査を受けても異常がないと言われた
- 不眠、頭痛、動悸、めまいなど様々な身体症状がある
- 症状が出たり消えたりする
- 原因不明の不調に悩まされている
症状について
自律神経失調症では、不眠、頭痛、微熱、耳鳴り、動悸、腰痛、腹痛、下痢便秘、疲労感、むくみなど様々な身体症状があらわれます。症状が出たり消えたりする場合もあります。
内科などで検査を受けても、治療を要するような異常は認められません。原因不明のまま症状に悩まされることがあります。
一般的に自律神経失調症では、気分の落ち込み、不安、イライラといった精神症状はあまりみられません。
社会不安障害(あがり症、赤面症、多汗症)
- 人前で話すと極度に緊張する
- 顔が赤くなる、汗をかく、手が震えるのが恥ずかしい
- 他人の視線が気になって仕方ない
- 会議やスピーチが怖い
症状について
人前で緊張し、苦しくなる症状です。社会不安障害は10人に1~2人がかかるといわれるほどポピュラーな病気です。
あがり症、赤面症(赤面恐怖症)、多汗症、視線恐怖症、体臭恐怖症、スピーチ恐怖症、会議恐怖症、雑談恐怖症などがあります。
社会生活に支障をきたしたり、必要な人間関係の構築が十分にできなくなったりします。ご本人は「おかしな人と思われたくない」「弱みを見せたくない」「性格が弱いせい」と、医療や薬を避ける傾向がみられます。
他人の存在を過剰に意識する、他人の存在に緊張感や苦痛を感じる、他人とのつきあい方がわからない、会議やスピーチで頭が真っ白になる・声が出ない・声が震えるなどの症状がみられます。
不眠症
- なかなか寝付けない
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝早く目が覚めてしまう
- ぐっすり眠れた感じがしない
症状について
不眠症には、「寝付きが悪い(入眠障害)」「寝た気がしない(熟眠障害)」「朝早く目が覚める(早朝覚醒)」「ちょくちょく目が覚める(中途覚醒)」などがあります。
満足に眠れない日が続くと「体がだるい」「日中に居眠りをしてしまう」など、日常生活にも支障が出てきます。
客観的に何時間寝ていても、ご本人が安眠・快眠できていないと感じる状態が続く場合は、不眠症と診断する場合が多いです。
統合失調症
- 実際には聞こえないものが聞こえる(幻聴)
- 誰かに監視されている、狙われていると感じる
- 考えがまとまらない、話がまとまらない
- 意欲がわかない、何もしたくない
症状について
症状と程度は人によって異なりますが、多くの場合、物事を考えていく道筋がまとまらない、実際には見えないものが見える、聞こえないものが聞こえる(幻覚・幻聴)、自分の感覚や考えが頭の中できちんと理解できないなどの症状が現れます。
そのため、「人とのコミュニケーションがうまくとれない」「とにかくイライラする」「周りからの刺激を感じやすくなる」といった状況に陥りやすくなり、疲労度が増し、さらには物事に対して無関心になったり、あらゆることに対して意欲がわかなくなってしまいます。
強迫性障害(強いこだわり)
- 手を何度も洗わないと気がすまない
- 鍵やガスの元栓を何度も確認してしまう
- 同じ考えが繰り返し頭に浮かんで離れない
- 不合理だとわかっているのにやめられない
症状について
トイレから出た後何回も手を洗う、ドアの鍵をかけたか何回も確認する、火事が起こらないか繰り返し確認する、「泥棒に入られたらどうしよう」と繰り返し考えてしまうなどの症状です。
もともと安全を確保するために誰でも行う行為ですが、何回も、何十回も確認しないと気がすまない状態になると、普段の生活に支障が出てきます。
ご本人は「そこまで心配しなくても大丈夫なはず」と思いながらも、つい行動してしまうのが特徴的です。自分でも不合理だと思いながら何回も繰り返すため、ご本人にとっては大変つらい病気です。
認知症・物忘れ
- 物忘れがひどくなった
- 時間や場所がわからなくなることがある
- 性格が変わった、怒りっぽくなった
- 同じことを何度も言う、聞く
症状について
「物忘れがひどくなる」「ささいなミスが増えてきた」「時間や場所がわからない」「性格が変わった」など、ちょっとおかしいな?と周りの人が気づくことが、認知症の治療で大切なことです。
認知症にはアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症などいくつかのタイプがあります。
きちんと原因を判断し治療すれば、治ったり症状が軽くなったりすることがあります。
大人(成人)の発達障害
- 注意力が散漫で、ケアレスミスが多い
- じっとしていられない、落ち着きがない
- 対人関係がうまくいかない、空気が読めないと言われる
- 予定の変更に対応できない、こだわりが強い
症状について

発達障害にはADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム)、LD(学習障害)など様々な種類があります。いずれも人間関係・コミュニケーションでのトラブルや社会生活に支障をきたしやすい傾向があります。
一般的には発達障害は子どもの病気とされますが、実際には大人の発達障害(成人発達障害)もあります。大人の場合、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム)が多いのが特徴です。
現在のところ根本的に治すことはできませんが、お薬や生活環境の調整などを使いながら、生活上の不適応を軽減する方法を一緒に探っていきます。
当院で治療可能な発達障害の主な症状
- 注意力散漫で、じっとしていられない「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」